日本人の3人のうち1人は頭痛もちと言われ、本当に多くの人が悩んでいます。

これほど身近ということもあって頭痛くらいと軽く考えられることが多いですが

ひどくなると生活に支障をきたしてしまったり

命にかかわる病気が背後に隠れていることもあるので油断はできません。

 

頭痛といってもその原因は様々で、それによって予防法や対処法が大きく異なるため

一歩間違えれば痛みが悪化してしまったなど、逆効果になってしまうこともあるのです。

そこで、今回は身近な片頭痛と緊張型頭痛を例に挙げ

頭痛の原因別の予防法と対処法について話していきたいと思います。

 

何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きるのが片頭痛です。

脳の血管が拡張することで、周囲にある三叉(さんさ)神経を刺激してしまい

刺激によって発生する炎症物質がさらに血管を拡張して片頭痛を発症します。

心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり

仕事のない週末などに片頭痛が起こりやすくなるとも言われています。

そのほか、睡眠不足や、寝すぎ、女性ホルモンの変動、空腹

疲労、光や音の強い刺激なども片頭痛の原因となるといわれています。

一方、緊張型頭痛は、頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで起きます。

筋肉の緊張で血流が悪くなった結果、筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。

緊張型頭痛を引き起こす原因は、精神的・身体的ストレスであることが多く

また、コンピューターの操作などで長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすい病気です。

また、筋肉の緊張ではなく、うつ病など心の病気が原因となる緊張型頭痛もあり

また片頭痛も緊張型頭痛もあるという方もいます。

片頭痛が起こる直前には肩こりが出ることもあり

こめかみから目のあたりがズキンズキンと心臓の拍動に合わせるように痛みます。

頭の片側だけが痛むので片頭痛と言われていましたが

両側が痛む人も多く、日常生活に支障が出ることもある発作性の頭痛です。

片頭痛の特徴は身体を動かして頭の位置を変えると痛みが強く出ることです。

また頭痛以外に吐き気や嘔吐、下痢などが頭痛とともに起こることがあり

光、音、におい、気圧や温度の変化に対し敏感になることも特徴です。

いったん痛み出すと2~3日間は続き、1ヶ月に1、2度、多い人では1週間に1回と周期的に頭痛を繰り返します。

一方、午後から夕方にかけて、目の疲れや倦怠感などとともに痛みが現れやすいのが緊張型頭痛です。

後頭部から首筋を中心に頭全体がギューッとしめつけられるように痛みます。

吐き気や嘔吐などといった頭痛以外の症状は現れず、日常生活への支障も片頭痛ほどではありませんが

数時間で治まる場合や、頭痛が数ヶ月以上も続くなど、慢性化するケースもあるようです。

 

では、片頭痛の原因となりうる行為と、対策法について説明します。

先ほども言ったように、睡眠不足や寝過ぎ、疲労、空腹など

身体のストレスは片頭痛の引き金になるので避けましょう。

とくに週末に寝すぎたり二度寝をすると、空腹と寝すぎが重なって片頭痛を重くするので注意が必要です。

またチョコレートやチーズ、ヨーグルト、赤ワインなどは

片頭痛を誘発するといわれる食品ですので摂り過ぎには注意しましょう。

 

片頭痛が出てしまったら、冷たいタオルなどを痛む部位に当てると血管が収縮して痛みの軽減に役立ちます。

一方、入浴やマッサージなどは血管を拡張させるので痛みが増すことになり逆効果ですので気を付けてください。

頭痛の最中に体を動かすと痛みが増したり、光や騒音でも痛みはさらに増してしまいます。

できるだけ、静かな暗い場所で横になりましょう。

コーヒーや紅茶、日本茶に含まれるカフェインは血管を収縮する作用があり

痛みの早期に飲むと痛みが軽減しますが飲み過ぎはは逆に頭痛を誘発するので注意しましょう。

 

 

次に緊張性頭痛の原因となりうるものと対策方法を説明します。

姿勢を正して、同じ姿勢で長時間の作業をすると筋肉が固まり血流が悪くなりますので

頭痛を起こしやすくなってしまいます。

休憩を取り身体を動かすなどをして血の巡りを良くしていきましょう。

血の巡りが良くなると、酸素が脳にしっかり運ばれるようになりますので

頭の回転がスムーズになります。そういう点でも、しっかり休憩をとることは必要となります。

また、寒い時期は身体を縮こめるようになってしまうので、循環が悪くなる原因となります。

 

身体が縮こまっているなと気づいたときには以下のような簡単なストレッチを行い

首や肩の筋肉の緊張をほぐしましょう。

・腕を下した状態で両肩を上にぎゅーっとあげ、ストンと落とします。

あまり力を入れすぎず、自然な状態で10~20回くらい行います。

・首を左右に倒します

左手を頭にのせて、右肩の力を抜いて左側へゆっくりと首を倒します。

反対側も同様に行ってください。左右とも5~10回くらいずつ行います。

・イスに座って前屈をしましょう

イスに浅く腰をかけ、脚を前に伸ばします。

両肩の力を抜いてリラックスしながら、首を前にゆっくりと倒します。5~10回くらい行ってください。

 

また、高すぎる枕、柔らかい枕は首の負担になり、知らず知らずのうちに筋肉を緊張させることになります。

高すぎず、柔らかすぎない自分に合った枕を選ぶことで予防ができます。

自宅にある枕で対応する場合は、バスタオルなどを重ねると高さの調節が行いやすいです。

対処法としては、マッサージや蒸しタオル、半身浴などで温めて

首、肩の筋肉のこりを取り、血行をよくすると効果的です。

上記で説明したストレッチも取り入れながら自分に合った方法を試してみてください。

頭痛が起きてしまったら、心と身体のストレスを出来るだけ軽くするよう心がけ

早めに気分転換をするようにしましょう。

 

もしそれでも取り切れない、辛い症状がおさまらないという場合は当院にお越しください。

鍼やお灸、手技を行い症状の改善をしていきます。

当院の詳しい情報は下記をご覧ください。

http://www.rose-koshigaya-kitakoshigaya.com

皆様のご来院お待ちしております。