安定しない天気

朝や夜の冷え、日中の暑さ

体調を崩す原因となるものがそろっている季節が梅雨です

 

東洋医学では、気・血・津液、五臓六腑、経絡、陰陽のバランスが損なわれると

病気になると考えられています。

これらのバランスが崩れる原因を、外因、内因、不内外因と言い

外因(環境により身体に影響を与えるもの)として 風・暑・湿・燥・寒・火

内因(身体の中からの影響)として 怒・喜・思・憂・驚・恐・悲

が挙げられます。

 

例えば風は吹き抜けるようにいろいろなところに移動をします。

そのように身体の色々なところを転々とし、風邪(ふうじゃ)による痛みも

身体のあちこちで感じるようになります。

寒は、寒い時に身体がカチカチに固まるイメージです。

痛みが一か所にとどまりやすく、ずっと痛みが続きます。

この様に邪気の違いによりそれぞれ痛む原因、痛みかたが変わってきます。

 

また、内因は身体の中からあふれるものなので、怒りすぎる、考えすぎる

驚きすぎる、悲しみ過ぎるなど

一定の感情を超えて物事が起きる時、身体を犯しやすいとされています。

 

その他、上記にあてはまらない身体を痛める原因になるものを不内外因といい

内側からでもなく、環境などの外からの影響ではないものをそう呼びます。

不内外因に分類されるものとして

不規則な食生活、過労、運動不足、ケガなどが挙げられます。

 

 

では本題です。

梅雨から夏にかけては、湿度が高くなることで

湿邪による身体の不調が出やすいとされています。

 

湿邪は重く、下に溜まる性質があります。

粘度のある物質が下に溜まるように身体の下、下半身に症状が出やすいのも特徴です。

また、湿は内臓でいうと胃と脾(ひ)を犯しやすいとされ

消化器系の症状が出やすくなるのも特徴です。

湿が身体を内面から冷やすことで、外の気温が高くても

内臓が冷え、動きを悪くしてしまいます。

 

足が重だるい、むくみやすい

胸やお腹がすっきりしない

残便・残尿感、下痢、頭・手足・体の重だるさ

関節の痛み、尿の濁り、食欲不振など様々な症状を起こします。

 

身体の中の水分は必要な量が決まっていますが

梅雨の時期の高い湿度のせいでうまく外に不要な水分を出せなくなると

その不要な湿が気血の流れを邪魔して痛みを生じさせたり

溜まってむくみを出したりします。

湿は下に溜まりやすい性質がある為、むくみは足に出やすいのですが

必ず下半身に出るとは限りません。

頭がむくむことも、関節部分に溜まることもあります。

頭がむくむと圧迫され、頭痛の原因になりますし

関節部に溜まった湿は関節痛を起こす原因となります。

 

更に湿は体内でも作られます。

腎や肺、脾胃などの内臓機能の低下によって生まれますが

この大きな原因となるものは

冷蔵庫から出した麦茶、氷を入れた冷たい飲み物、キンキンに冷えたビール

冷蔵庫で冷えたフルーツや生野菜

お刺身、アイスクリームなどの身体を冷やすものの摂りすぎや

水分の摂りすぎにより、消化器系の脾胃の機能が低下してしまうと

脾胃が持っている水分の吸収と運搬機能が低下し

水分の代謝をする機能も低下します。

それにより、むくみや身体の重だるさ

下痢や消化不良などの症状になって現れます。

特に日本人はもともと胃腸が弱い傾向があり

湿度が高い時期には身体の不調を訴えやすいと言われています。

その中でも特に湿に弱い人、ため込みやすい人は舌の苔が分厚く、白くみえ

舌が大きく膨らみ、縁に歯形が付いていることが多いので

体調が悪いなと思ったら鏡で自分の舌を確認し

体調の変化を感じ取ってみてください。

確認して、舌が大きく苔が厚いなと感じられた人は

外の湿の影響を受けやすいと考えられるため

外の湿度が上がる夏場や梅雨時期

台風時期などに影響を受け体調を崩しやすく

湿邪症状である 重い、だるい、めまい、胃腸の不快感などが出やすいと考えられます。

 

そのような症状を改善するには

鍼やお灸が効果的です。

早めのケアで体調を崩さず梅雨を乗り切りましょう。

 

当院についての詳しい情報は下記をご覧ください

http://www.rose-koshigaya-kitakoshigaya.com

 

ご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。

 

梅雨 イラスト に対する画像結果